今回はファイナルファンタジー7リメイク『インターグレード』(FINAL FANTASY7 REMAKE INTERGRADE)のレビューをしていきます。ネタバレを含みますのでプレイがまだの人はご注意ください。
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ゲームクリアまでのボリューム感【クリア後から全トロフィー獲得(トロコン)まで】
引用元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント PS5トロフィー画面
ゲームクリアまでのボリュームは、のんびりやって大体4~6時間程度で2章で構成されたストーリーでした。
クリア後は、通常リメイク版と同様にハードモードに挑戦できるようになり、全トロフィー9個を獲得するまでに8~12時間程度のボリュームです。
わたしとしては少しボリューム不足だと感じたのは、単純にもっと遊びたかったという気持ちが強いだけです。インターグレード単品価格として見れば、『2,178円』なので、妥当なボリュームですね。
FF7リメイク インターグレードについて
プレイできるのはPS5のみです【供給不足】
これは物議を醸しましたね。今回は転売ヤーの標的とされて供給が間に合っていないPS5を手に入れないと、この『FF7リメイク インターグレード』はプレイできません。ソニーとスクウェア・エニックスは、お客様のことをもうすこし考えるべきと言わざるを得ませんね。
せめて発売日を延期してもよかったんじゃないかと感じました。まあ、大人の事情があったのかもしれませんが・・本当にFFをやりたい人が発売日に楽しめないのは残念です。もう少し純粋にゲームを楽しみたいものですね。
PS4との違いは?(通常版との違い)
グラフィックの向上に違いあり
PS4の段階で十分すぎるグラフィックでしたが、PS5で更に進化しています。とくに細かいテクスチャーの描写が鮮明になっていたり、光の反射だとか暗い部分が見やすくなっていると感じました。あらためて始めからプレイしてみると臨場感が段違いでかなりの没入感がありました。
フレームレート向上により動きのスムーズさに違いあり
ゲーマーには重要な要素であるフレームレートが、最大60fpsまで向上した『パフォーマンスモード』があります。かなりスムーズにキャラクターが動くようになったので、回避行動もやりやすくなっています。
4K画質の高解像度モード『グラフィックモード』があります。言葉のとおり高解像度ですが・・個人的にはパフォーマンスモードをお勧めします。PS5の性能では少し足りないようです。
ウータイに咲く一輪の花 ユフィちゃんでプレイした感想と評価をレビュー
オリジナルFF7をプレイした人ならご存知だとは思いますが、本作の主人公は自称凄腕マテリアハンターで、天真爛漫なおてんば娘『ユフィ』です。
何だか強そうだから、神羅カンパニーから究極マテリアを奪取するという、目的が単純すぎるユフィらしいミッションに挑んでいきます。
ユフィがとにかく可愛くてドジで面白い【天真爛漫】
可愛さがティファやエアリスを超えている
通常リメイク版では、ティファとエアリスが可愛いとか言っていた中年のおじさんなんですけども、インターグレードにおいてはユフィがめちゃくちゃ可愛いです。完全にティファやエアリスを凌ぐレベルです。
途中まではモーグリマントで身を隠してますが、マントを脱いだらお馴染みの服装です。ルーズソックスがとてもなつかしい気持ちにさせてくれました。
ボスを倒した時の『やったー』と喜ぶ姿がおじさんの心をわしづかみですし、道に迷って取り乱したりするところなど、ルックス以上に仕草が可愛いかったですね。こうゆう女の子が実在してほしいといわんばかりです。
とにかくドジなユフィが面白い
やることなすことドジばかり、勝手に暴走して相方のソノンに迷惑をかけることもしばしば。高いところから落ちてばかりだし、実際にこんなドタバタ忍者がいたら、そうとう迷惑でしょうね・・・でも可愛いから許す。
スピード感のある戦闘が楽しくユフィが強くてかわいい
ユフィの戦闘スタイルは近距離と遠距離攻撃ですが、どちらも強くて使いやすいキャラクターでした。手裏剣を投げて手元に手裏剣がないときは、通常攻撃が遠距離の忍術に変化します。忍術は4属性すべてを扱えるので、あらゆる敵に対して弱点をつくことができます。続編でもユフィをメインで使って行こうかと思うくらい操作しやすかったです。
新キャラクター ソノンとの連携
ソノンと連携することで、一部のアビリティで連携が発生し、通常のアビリティが大技に変化して大ダメージを与えます。戦況に応じて連携したり、連携を解除したりすることで、スムーズに攻略可能になります。連携時の『つむじかぜ』が爽快で気持ちいいです。
かっこいいBGM
オリジナルFF7で、ユフィが絡むポイントで使われていたBGMを、かっこよくスピード感のあるアレンジがしてあります。FF7リメイクでも同様ですが、BGMに関しては文句なしのレベルで、神曲ばかりです。
ミニゲーム コンドルフォートが意外とたのしい
オリジナルFF7でもあったミニゲーム『コンドルフォート』が本作でも登場します。これはなかなか面白くてハマりました。ユニット毎に弱点のユニットでせめていけば比較的かんたんに攻略可能です。これは続編でもっと難しくしてユニットの種類が増えると更におもしろくなると感じました。
コンドルフォートがこの完成度だと、今後のゴールドソーサーのミニゲームは一体どうなってしまうのか?凄まじい完成度になるのではないかと期待しちゃいますね。
かめ道楽
『かめかめかめかめ』というBGMが耳から離れなくなりました。このサイドクエストは面倒くさいはずなんですが、意外にこのBGMのおかげで乗りきれました。そしてかめ道楽で上記コンドルフォートのユニットを買えたりするので、続編でもお世話になることになると思いますが・・次回はチラシを探すミッションはやめてほしいと願います。
残念だった点
FF7リメイク インターグレードは、ユフィちゃんが可愛くて強くてたまらなかったんですが、残念だった点も書いていきます。
あのやろう『ローチェ』の存在
何を狂ったのか、7番街スラムにあの『ローチェ』がいたことです。話かけてもないのに『恥ずかしがらずに出ておいで』みたいなことを言っており、相変わらずわたしはああゆう男が苦手だ。コンドルフォートで仕方なく話かけたあげく『マイフレンド』とか暑苦しくて、もう二度と出てこなくていいと思いました。
FF7リメイク インターグレード まとめ
PS4でFF7リメイクが楽しかったと思っている人には、とてもオススメしたい内容でした。何といってもユフィが可愛くて元気をもらえます。クリア後のやり込み要素も含めて12時間ほどでトロコンできてしまうので、ボリュームは少ないと感じましたが、価格や面白さを総合的にみても満足できました。
PS5が無事に手に入ったら、是非ともプレイしてもらいたいです。次回作でクラウド達とユフィが一緒になるのが楽しみですね。その時はクラウド達がてんやわんやするんでしょうね。