『全然意味わかんない、一体どうゆう話だったの?』
今回は1度や2度のゲームプレイではわかりにくい、FF7(ファイナルファンタジー7)の難解なストーリーをわかりやすく解説していきます。
長いので、もし読む場合は、下記の目次を使用してください。
- 意味不明で難解なストーリーをわかりやすく解説
- 2000年前 謎の宇宙生物が隕石とともに星に襲来
- 古代種『セトラの民』
- FF7本編より30年前に全ての元凶が起きる
- FF7本編より5年前
- ザックスの最後
- ティファとの再会
- アバランチとなんでも屋のクラウド
- 花言葉は再会
- 夜の街 ウォールマーケット
- ハーレム
- プレート落下
- 神羅ビル潜入
- セフィロスを追う旅が始まる
- マテリアハンター あらわる
- ジュノンからコスタ・デル・ソルへ
- ゴールドソーサー
- コスモキャニオン
- ニブルヘイム
- ロケット村
- ウータイ
- ゴールドソーサーでデート
- 黒マテリア
- エアリスを追って
- 極寒の中
- リユニオンの最終地点
- 神羅からの脱出
- 廃人になったクラウド
- クラウド復活
- セフィロス
- そしてエンディング
意味不明で難解なストーリーをわかりやすく解説
2000年前 謎の宇宙生物が隕石とともに星に襲来
擬態と再生をする超危険生物
2000年前に星に襲来した宇宙生物は、星のエネルギー『ライフストリーム』を喰らうことを目的に、星を次々と襲う超危険生物だった。
自らを脅かす存在があらわれた時は、その姿を対象者に擬態させて静かに近づきウイルス(細胞)を植えつける。宇宙生物の擬態能力は姿形ばかりか、対象者の思考能力をも奪うことが可能だった。
ウイルスを植えつけられた者の中でも、精神力の弱い者はモンスターになってしまい、宇宙生物本体の一部となり対象者を襲うことが出来た。またウイルスを植えつけられて、宇宙生物本体の一部になってしまった者たちは、本体と再生結合する能力『リユニオン』があり、無意識のうちに本体に近づこうと移動していく特徴がある。
古代種『セトラの民』
星と星を巡り星を開拓する種族
人間とは異なる種族で、星の開拓者であるセトラは、星より生まれ星と語り星を開くと言われている。星が与えし定めの地とされる『約束の地』を見つけることが出来るとされており、今作に登場するマテリアを生みだした種族でもある。
※本作ではエアリスの母『イファルナ』がセトラの純血種です。
宇宙生物との戦いでセトラの大半が絶滅してしまう
マテリアを生みだせるほどの種族だったセトラだが、宇宙生物の強さは尋常ではなかったため、セトラは絶滅寸前まで追いつめられた。
セトラに擬態した宇宙生物の封印に成功する
宇宙生物を封印するのには、数々の犠牲があった。宇宙生物は特殊能力でセトラに擬態していたからだ。
しかし、星の開拓者の意地で宇宙生物を北の大空洞へ封印する。
この戦いの過程で究極の攻撃マテリア『黒マテリア』と究極の防御マテリア『白マテリア』も生み出されることとなるが、『黒マテリア』については、星の災厄を起こした宇宙生物が飛来したときに、隕石と一緒だったことから、縁起が悪いため古代種の神殿という建物に形を変えて、封印されることとなる。
FF7本編より30年前に全ての元凶が起きる
躍進するミッドガルの大企業【神羅カンパニー】
ミッドガルに本拠地を置く神羅カンパニーは、星の命ともいえるエネルギー『ライフストリーム』を利用して、街に電力を供給することができる魔晄炉を開発する。これにより急激に大企業になっていく。
神羅カンパニーはライフストリームのことを、魔晄エネルギーと呼び、更なる飛躍のためには、魔晄エネルギーが大量にあると信じられていた、古代種『セトラ』のみが見つけることのできる『約束の地』を見つける必要があった。
神羅カンパニー科学部門統括【ガスト博士が世紀の大発見】
北の大空洞で仮死状態の女性を発見することとなる。この女性は絶滅した星の開拓者である古代種『セトラ』だと断定し、ガスト博士は女性に『ジェノバ』と名付けた。
ジェノバプロジェクト発足
仮死状態の古代種『セトラ』を現代に蘇らせることにより、約束の地を見つけだすという恐ろしいプロジェクトが発足されることとなる。
このプロジェクトに参加した科学者の『宝条』は、天才ガスト博士のあまりにもの天才ぶりにいつも嫉妬していて、性格はどんどん歪んでいった。
そんななか妻の『ルクレツィア』が妊娠したことを機に、胎児に『ジェノバ細胞』を移植し、研究結果を独り占めしようと考える。
セフィロス誕生
胎児の時にジェノバ細胞を移植されて生まれたのが、後に最強のソルジャーと呼ばれ英雄にまでなったセフィロスです。
本物の母親ルクレツィアとは生まれた時に引き離され、母親のことを『ジェノバ』だと思っており、宝条も自分が父親だと教えていないことから、父親がいないとセフィロス本人は思っている。
ルクレツィアの異変
無事にセフィロスを生んだルクレツィアだったが、『ジェノバ細胞』を移植された体には異変が起きていた。
また過去にヴィンセントの父親を自らの研究の失敗で亡くしてしまった罪の意識から、ヴィンセントに思いを馳せていたにも関わらず、プロポーズを断ってしまったことを後悔していた。
タークスのヴィンセント
ルクレツィアの護衛だったタークスのヴィンセントは、ルクレツィアに異変がおこったことから、宝条を問いつめるも、逆鱗にふれ罠にはまってしまい捕縛されてしまう。
その後マッドサイエンティスト宝条の手により、人体改造されて仮死状態になってしまう。ルクレツィアはジェノバに侵食されながらも、ヴィンセントを守るため過去に研究していたカオスを制御するマテリア『エンシェントマテリア』をヴィンセントに移植して姿を消した。
ヴィンセントは一命をとりとめるが、ルクレツィアを守れなかった自分への罰として、ニブルヘイムの神羅屋敷で永い眠りにつくことになる。
ガスト博士が姿を消す
セフィロスを可愛がっていたガスト博士だったが、ルクレツィアの尋常ではない異変にジェノバ細胞が古代種『セトラ』のものではないことに気づいてしまう。
そう、北の大空洞で見つかった仮死状態の女性は『セトラ』ではなく、セトラを絶滅に追い込んだ宇宙生物がセトラに擬態した姿だった。
セフィロスへ宇宙生物の細胞を移植してしまった罪の意識なのか、何も言わずにガスト博士は神羅カンパニーから、そしてセフィロスの前から姿を消した。
そして神羅カンパニーから離れた後に、純血種のセトラである『イファルナ』を見つけ、一緒に暮らすこととなり、のちにエアリスが生まれる。
その後、純血種の存在をかぎつけたジェノバプロジェクト後任の宝条は、ガスト博士からイファルナとエアリスを奪い取り、ガスト博士はその場でやられてしまう。
こうして7年ものあいだイファルナとエアリスは研究施設で過ごすこととなる。イファルナがなんとか脱走するも途中で力尽き、駅のホームで帰ってこない主人を待つ女性『エルミナ』にエアリスを託して、イファルナは星へかえった。
FF7本編より5年前
セフィロスの暴走
セフィロスはソルジャー『クラス1st』の中でも英雄と称されるほどの戦歴と強さを兼ね備えていた。そんな中、同じソルジャーである『ザックス』、そしてソルジャーを夢見た青年で一般兵だった『クラウド』とともに、凶悪モンスターが大量発生しているニブルヘイムにある魔晄炉の調査へ向かった。
クラウドの故郷であるニブルヘイムには、同郷のティファもいたが、ソルジャーになる夢を追いかけたものの神羅兵止まりだったクラウドは、恥ずかしくてティファに合わせる顔がなかった。
ティファのガイドで魔晄炉までたどり着いたあと、魔晄づけにされた人間が化け物に変化しているのを見てザックスは驚く。そしてセフィロスは自分自身がこの化け物と同様の『造られた存在』ではないかと疑念を抱くこととなる。
その後ニブルヘイムの神羅屋敷でジェノバに関する研究資料を読みあさり、セフィロスは自分が古代種であり、なにもしない人間のせいで古代種が絶滅したと思い込む。そしてのうのうと現生をいきる人間に強い憎悪を抱くこととなる。
翌朝、狂気に走るセフィロスはニブルヘイムを焼き払い、クラウドの母親、ティファの父親も犠牲になる。その後ティファもやられ、ザックスもやられてしまう。
セフィロスは魔晄炉に安置されていた『ジェノバ』とともに約束の地を目指そうとしていたが、そこへ怒り狂った一般兵だったクラウドがあらわれ、不意打ちとはいえセフィロスに致命の一撃を入れ、魔晄炉にジェノバもろとも落とすことに成功する。
神羅カンパニーとしては、英雄セフィロスがニブルヘイムを焼き払ったことを口止めする必要があったため、ザックスとクラウド、そしてニブルヘイムの生き延びた一般人は、口封じのためにセフィロスコピー計画という人体実験のサンプルにされてしまう。
ザックスの最後
思いのつまったバスターソード
約5年にもおよぶ人体実験でクラウドには『ジェノバ細胞』が移植され、重度の魔晄中毒になっていた。元々ソルジャーで魔晄に耐性のあったザックスはクラウドを連れて神羅屋敷から脱出するが、追っ手によりザックスはやられてしまう。
運よく生き残ったクラウドはザックスから『バスターソード』をゆずりうける。
ティファとの再会
ジェノバ細胞により擬態するクラウド
魔晄中毒で記憶もない不安定な状態だったクラウドはティファと再会する。ティファにとっては唯一の同郷の知り合いだったため、子供の時はそこまで仲が良くなかったとはいえ嬉しかっただろう。
クラウドはジェノバ細胞でティファの中にあるクラウドの記憶を読み取り、そして命の恩人ザックスの記憶を自分のなかに擬態させて、新しいクラウド像を作り上げた。
こうして、存在するはずのない『ソルジャークラス1stのクラウド』をしばらくのあいだ演じていくこととなる。
アバランチとなんでも屋のクラウド
ティファの誘い
ティファはクラウドが何かおかしいことには気づいていたが、空気が読める女『ティファ』はそれ以上の追及はせず、クラウドに反神羅組織アバランチの活動を手伝ってほしいとお願いする。
新しく作りだされたクラウドはクールでかっこいい男なので、当然のようにOKすることになる。
そしてここからFF7本編がスタートする
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壱番魔晄炉爆破作戦
ジェノバ細胞のおかげで魔晄中毒の後遺症があるものの、肉体に関してはソルジャーレベルであるため、涼しい顔でサソリみたいな機械を撃破し、壱番魔晄炉の爆破を成功させる。バレットも大喜びだ。
八番街で会った女性
8番街で花売りの女性に会うが、クールでかっこいい男クラウドは花には『興味ないね』という感じだった。この女性は、古代種『セトラ』の血族でもあるエアリスだ。正直エアリスがめちゃくちゃ美人で気になるけど、クールを装うことしか出来なかった。
七番街スラム セブンスヘブン
ここではアバランチ活動の拠点でもある酒場『セブンスヘブン』で、クラウドがクールを装うこととなる。報酬に見合っただけの仕事はしてやろうみたいな感じだ。
伍番魔晄炉爆破作戦
電車にのってトンネルを経由して伍番魔晄炉にたどりつく。険しい道のりでバレット、ティファは疲弊していたが、クールなクラウドはジェノバ細胞のおかげで当然のように余裕だった。
神羅カンパニーの巨大兵器『エアバスター』を難なく撃破するが、橋が崩れてしまいクラウドは地上へと落下していく。
花言葉は再会
教会でボディガード
落下した先には教会があり、スラムの枯れた土地にも花が咲いていた。そしてそこには八番街で会ったエアリスがいた。めちゃくちゃ美人なエアリスを前に格好つけるクラウドがいた。
そこに神羅カンパニー総務部調査課(タークス)のレノがあらわれて、古代種『セトラ』であるエアリスは捕えようとしていた。ボディガードを頼まれたクラウドは『デートを条件』に樽をおとしたり、樽をエアリスに当てようとしたりして、何とかエアリスのボディガードを遂行する。
女の子のにおい
エアリスからは凄くいい匂いがしていたため、クールを装いながらもウキウキだったクラウド。しかもいきなり、エアリスの家にいくことになったため嬉しかった。
エアリスの守護神『エルミナ』
鼻の下を伸ばしたクラウドに、エアリスの守護神『エルミナ』が気づく。娘に近づくなといわんばかりに、明日の朝にはどっかにいけと言われて、クラウドは拗ねていたが、クールなクラウドを装う必要もあるため、強がって朝方にエアリスの家をあとにした。
エアリスのお慈悲
拗ねながら六番街へ向かうクラウドの前にエアリスがあらわれた。クラウドは嬉しくてしょうがなかったが、喜びすぎるとエアリスにバレるのでクールに装うことに必死だった。
エアリスの道案内で六番街公園にたどりつき、誇らしく『ソルジャークラス1st』をアピールする姿がそこにあった。
夜の街 ウォールマーケット
ティファが連れていかれる
夜の街を牛耳る『ドン・コルネオ』のお嫁さん探しで、ティファがチョコボの馬車にのって連れていかれるのをみる。ティファ、エアリスのはざまで揺れうごくクラウドだったが、どっちも大好きだからティファを追うことにした。
ドン・コルネオに会うために、押しの強いエアリスのとんでもない提案によって、女装することになるクラウド・・しかし満更でもなく楽しかった。そしてドン・コルネオを追いつめるも、トラップに引っかかり地下に落とされることとなる。
ハーレム
下水道でも臭くない
地下に落とされたクラウドだったが、まんざらでもなく嬉しかった。ティファ、エアリスと行動できるからだ。いきなり『アプス』とかいう敵が現れたが、クラウドにとっては『ただの雑魚』だった。
本来は悪臭がただよう下水道だが、ティファとエアリスはいい匂いで全然へっちゃらだった。
列車墓場
いろいろなスイッチを押しながら列車の迷路をすすむクラウド、怖がりなティファが近づいてきてくれて、嬉しかったけど、エアリスも好きだから必死でクールを装いながら七番街へ急いだ。
プレート落下
エアリスが捕まってしまう
七番街プレート支柱前に到着したら、バレットの娘『マリン』の様子を見にいくためエアリスがセブンスヘブンへ向かう。クラウドとティファは支柱を登ることになる。エアリスもいいけど、やっぱりティファもいいから二人きりになれてクラウドは嬉しかった。
しかし、屋上でうるさいバレットが加わったため、クラウドはティファとの二人きりの時間を邪魔された怒りでタークスを軽く撃破する。しかし、同じタークスの『ツォン』にマリンの身の安全を約束にエアリスが捕まってしまう。そして支柱爆発寸前でロープで脱出する。
プレート断面クライミング
エアリスを取り戻すために神羅カンパニーの本拠地『神羅ビル』へ向かうこととなる。クラウドは必要な道具を集めてプレートを登り神羅ビルにたどりつく。
神羅ビル潜入
カードキー集め
クラウド達はカードキーを集めながらエレベーターに乗って最上階を目指す。途中でジェノバの胴体を見て困惑するクラウド・・何とか立て直したあと、宝条を追って進んでいきエアリスを救出し、『レッドXIII』が仲間に加わる。
そして宝条の造った実験サンプル『H0512』をなんなく撃破する。しかしその後エレベーターでタークスに捕まり牢獄で朝まで捕らえられる。
ジェノバの胴体
朝になると牢獄のカギが開いており、通路には謎の液体が付着していた。ジェノバの胴体が本体のある場所へリユニオンを開始したのだ。その過程で神羅カンパニーのプレジデントはセフィロスに擬態したジェノバの手により星にかえった。
すぐ社長になるルーファウス
プレジデントがやられたあとに、すぐさま新社長ルーファウスがクラウドの邪魔をすることになる。セフィロスに関しては敏感なクラウドは、イライラしてルーファウスと犬を痛めつける。そして雑魚のルーファウスはヘリコプターですぐさま逃げていくこととなった。
バイクで大暴走
神羅ビルから脱出するために、クラウドはバイクに乗って暴走する。巨大な機械『モーターボール』に襲われるが余裕で撃破する。
ミッドガル脱出
FF7リメイクではストーリーはここで終了となっている。ミッドガル脱出後はカームへ向かう。
セフィロスを追う旅が始まる
カームでの回想
カームにたどり着くと宿屋でクラウドが5年前にニブルヘイムでセフィロスが変わってしまったことを語り始める。当然ティファにとっては、なんだか様子がおかしかったクラウドの話が聞けることもあってワクワクだったことだろう。
しかしクラウドの話は、ザックスの視点で語られたことから、ティファにとっては辻褄が合わなかったため思い悩むこととなる。それもそうだ、クラウドは一般兵として顔を隠していたのだから、ティファにとってはあの場にクラウドはいなかったことになっている。
しかし、その場にいなければ知りえないことを話していることもまた事実。ティファとしては訳が分からない状態で、おかしいと思ってはいたが怖くて言い出せなかった。
世界蛇
世界蛇ヨルムンガンド、別名『ミドガルズオルム』が徘徊している場所があるため、さすがのジェノバ細胞をもつクラウドでもビビッてしまい、かわいいチョコボの脚力に頼ることにした。
雷神トールと相打ちするほどの伝説の蛇が相手では、クラウド如きでは勝ち目はなかった。
コンドルフォートへ
ミスリルマインを抜けて、コンドルフォートへ行くと、クラウドはちょっとした息抜きとしてミニゲームをやる。それもそうだ、極悪非道なジェノバ細胞を体に持っているがゆえに、クラウドは心身ともに大変なのだ。ミニゲームで遊ばせてやるべきだ。
マテリアハンター あらわる
コンドルフォートからジュノンへ向かう途中、森のなかを歩いていると、謎の女の子と遭遇することとなる。
とにかく一癖も二癖もあるおてんば娘、その名は『ユフィ』
クラウドはティファとエアリスが好きなので、ユフィには興味ないねと言わんばかりだが、勝手にユフィは付いてくることになった。
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ジュノンからコスタ・デル・ソルへ
運搬船
クラウド達は変装して運搬船に乗り込みコスタ・デル・ソルへ向かう移動中、船内に不審人物の警報が流れる。誰か仲間が見つかったかと思ったが、誰も捕まっていなかった。
船内を探索すると、船員たちが倒れており機関室にいくと、セフィロスに擬態した『ジェノバ・BIRTH』が『時は満ちた』とか言いながら襲い掛かってくる。クラウドは割と普通にジェノバ・BIRTHを撃破する。
ゴールドソーサー
コレル山を抜け コレルへ
コレル山の魔晄炉を横目にコレルへ向かうクラウド達。そこはかつてのバレットの故郷だった。魔晄炉開発を積極的に進めていた神羅カンパニーの『スカーレット』にそそのかされたバレットは、過去に魔晄炉建設誘致を受けた。
バレットはコレルを立派な街にしたかったのだろう。村人もバレットを応援してくれた。しかし、魔晄炉で爆発事故が起こったことでバレットの運命が大きく変わることとなる。
神羅お得意の証拠隠滅で、バレットたちが反神羅組織であるということにされ、妻の『ミーナ』ふくめ村人達は神羅の手によって星にかえっていった。
この事件以来、バレットはコレルの村人からも掌を返され恨みをかっている。そしてバレットが神羅カンパニーを激しく恨む理由にもなっている。
ミニゲームの宝庫 ゴールドソーサー
バレットのかなしい過去を聞きつつも、息抜きをしないとクラウドの中のジェノバ細胞が暴走してしまう。ゴールドソーサーはいろいろなミニゲームが出来るアミューズメント施設だ。
楽しんでいるクラウドを邪魔するように、謎のぬいぐるみ『ケット・シー』が勝手に付いてくる形で仲間に加わる。このケット・シーは神羅カンパニーのスパイで、操縦者は微妙な関西弁をつかう都市開発部門総括『リーブ』であった。
バトルスクエアに向かうと、銃弾を喰らって倒れている人たちが見つかる。そしてクラウド達は犯人に仕立てあげられ、地下にある『コレルプリズン』へ落とされてしまう。
親友ダイン
コレルプリズンを牛耳っていたのは、バレットのかつての親友『ダイン』だった。バレットが右腕を負傷したときに左腕を負傷した男で、バレット同様に左腕を武器に変えていた。
バレットは、ダインの娘『マリン』が生きていると伝えるが、かつてコレルに魔晄炉建設することを後押ししたバレットの事を憎んでいた。そしてバレットと一騎打ちをして、バレットに敗れることとなる。最後はマリンのことを託し星にかえっていった。
コスモキャニオン
ティファのカクテルの名前もコスモキャニオンだったが、オリジナルFF7ではレッドXIIIの故郷である。
ギ族の襲撃
『ナナキ帰りました』という衝撃の変わり身に、クラウドはドン引きした。いやレッドXIIIって俺よりクールなキャラだったはずなのに、とクラウドは思った。コスモキャニオンの長老『ブーゲンハーゲン』にはとことん甘えるレッドXIIIだったが、通常時は大人ぶった態度を取る。
これは、レッドXIIIの父親であるセトが、ギ族との戦いから戻らなかったことから逃げ出した腑抜けとして父親のことを軽蔑していた。そんな父親のようにはなりたくないと、レッドXIIIは大人ぶっていた。
しかし、レッドXIIIの父セトはコスモキャニオンの裏にある洞窟で石化しながらもたった1人でコスモキャニオンを守っていたことを知ることになる。これ以降、レッドXIIIは可愛いキャラへ変化していく。
ニブルヘイム
眠った男
ニブルヘイムはクラウドとティファの故郷である。このニブルヘイムにある神羅屋敷に長年眠りについている『ヴィンセント』がいた。この男にセフィロスのことを話すと仲間に加わる。
この男は元タークスで、宝条の人体改造により仮死状態になったあと、セフィロスの本当の母『ルクレツィア』にエンシェントマテリアを移植されたことにより、カオスをコントロールできるようになった。
ロケット村
飛びたい男
クラウド達は移動手段を確保するためにロケット村を訪れる、ここには空の事しか考えない飛行オタクの『シド』がいた。元々は神羅カンパニーの飛行パイロットであったが、神羅カンパニーが宇宙開発から手を引いたため、シドの宇宙にいく計画は頓挫した。
事実上、シドにとってはなんの役にもたたない神羅カンパニーとは手を切り、たまたま神羅カンパニーのパルマーとゴタゴタしていたクラウド達の仲間に加わることとなる。
ウータイ
マテリアハンターのユフィ
ウータイを目指す途中でユフィにすべてのマテリアを奪われることになるクラウド達。そして怒りくるうバレット。そう、ユフィはマテリアのためならどんなことでもする、おてんば娘。
ウータイでユフィとかくれんぼ&鬼ごっこがはじまる。ユフィを追いつめるところで、突然『ドン・コルネオ』があらわれて、新しいオナゴとしてユフィ、そしてオフでバカンスに来ていたタークスの『イリーナ』が捕らえられる。
ダチャオ像に縛りつけられているユフィとイリーナをタークスとともに助け、ユフィからマテリアも取り返す。
ゴールドソーサーでデート
クラウドもにんまり
ゴールドソーサーのバトルスクエアで『キーストーン』を手に入れるがてら、クラウドが鼻の下をのばすデートイベントが発生する。
クラウドが油断しているうちにキーストーンをケット・シーに奪われることになる。
黒マテリア
古代種の神殿
奪われたキーストーンをおって古代種の神殿に来たクラウドをまっていたのは、タークスの『ツォン』だった。セフィロスにやられて重症を負っていた。クラウド達はキーストーンを託され、古代種の神殿内部に潜入する。
そして壁画の間にたどりつくと、セフィロスに擬態したジェノバがあらわれる。究極の破壊魔法『メテオ』で星を傷つけることで、星は治療のために傷口に大量の精神エネルギーをあつめる。
そのエネルギーはすべてわたしのものだ、そしてわたしは神となると言ってその場を去る。
その後、神殿自体が黒マテリアだということが分かり、神殿をマテリアサイズまで小さくするために、ケット・シー1号機が犠牲となって、黒マテリアを手に入れる。
黒マテリアを手にいれたら、すかさず先ほどのセフィロスに擬態したジェノバがあらわれ、クラウドは操られてしまう。ジェノバが細胞により自由を失い、セフィロスに黒マテリアを渡したあげく、エアリスに酷いことをしてしまう。
エアリスを追って
忘らるる都
クラウドの暴走により奪われた黒マテリア、このままではセフィロスにメテオを発動されてしまう。唯一メテオを防ぐことができる方法をエアリスは知っていた。それは、イファルナからゆずりうけていた究極の白マテリア『ホーリー』だった。
暴走してしまったクラウドの身を案じて、エアリスは1人で古代セトラ達が集った星の声がきける場所『忘らるる都』へむかった。
クラウド達もエアリスを追いかけ忘らるる都へ向かい、ホーリーを発動するために祈っていたエアリスのもとにたどり着く。しかしエアリスを目の前にすると、クラウドはまたジェノバ細胞によりセフィロスに操られてしまう。
そうこうしている間に、エアリスはセフィロスに串刺しにされてしまい星にかえっていった。その後、セフィロスに擬態した『ジェノバ・LIFE』を倒すことに成功するが・・クラウドは自分を見失っていくことになる。
このシーンは当時の少年達を狂わせたのは言うまでもない。
極寒の中
セフィロスを追う
セフィロスを追うクラウド達は、巨大な氷河エリアに到着する。そしてこの氷河を超えるためにスノーボードに乗ったわけだが、クラウドのスノーボードのセンスのなさに、何度も転ぶこととなる。何とか体温が下がらないように進んでいく。
リユニオンの最終地点
セフィロスの精神攻撃
クラウド達は竜巻の迷宮を進み、セフィロスに擬態した『ジェノバ・DEATH』を倒して、黒マテリアを奪取する。クラウドは自分に自信がないため、黒マテリアを仲間に託した。
さらに迷宮を進んでいくと、突然セフィロスから5年前の真実のニブルヘイムの映像を見せられることとなる。そこには『ザックス』の姿があった。クラウド達はこの映像を幻想だというが、ティファにとってはこれが『真実の記憶』だったためティファは取り乱してしまう。
セフィロスの精神攻撃は続く
『お前の真実はセフィロスコピー・インコンプリート。ナンバリングなしだ。他人の記憶にあわせて自分の姿、声、言動を変化させるのはジェノバの能力だ。お前の中にあるジェノバ細胞が、ティファの中にあったクラウドという少年の記憶にあわせて、おまえをつくった。』
こうして、クラウドは自分の過去の記憶をさかのぼるが、どうやってソルジャーになったのか思い出せず取り乱してしまい、とうとう本来の自分の目的に気づいてしまう。
ジェノバ細胞の目的は、主人の命令を聞くこと・・つまりは黒マテリアを主人に運ぶことだった。
クラウドの中にあるジェノバ細胞が、この竜巻の迷宮まで知らず知らずのうちにリユニオンしていた。そう、すべては本体であるセフィロスの計画通りだった。
メテオ発動
セフィロス本体とその壁面は巨大なマテリアで覆われており、壁面には星が生み出すモンスター『アルテマウェポン』もいた。その場にいたルーファウス、宝条、スカーレットは、巨大マテリアと豊富な魔晄エネルギーに、この地が約束の地だと喜んでいた。
そんななか仲間に化けたセフィロスが、仲間に預けてあった黒マテリアをクラウドに返すようにお願いする。そしてクラウドに黒マテリアが渡される。
3人の前に現れたクラウドは、『ここはリユニオンの最終地点、すべてが終わりまた始まる場所』といい、本来の目的とおりにセフィロスに黒マテリアを渡す準備をする。
『ティファさん本当にごめんなさい、俺、クラウドにはなりきれませんでした。』
こうしてクラウドはセフィロス本体に黒マテリアを捧げてしまい、ライフストリームの渦に飲み込まれていった。同時にアルテマウェポンが復活して、セフィロス本体に強力なバリアシールドをはる。そして、セフィロス本体は『メテオ』を発動しつつ地中でエネルギーを蓄えていた。
神羅からの脱出
ビンタ合戦
ティファが目を覚ますと、神羅ジュノン支社だった。ルーファウスがティファ達をとらえておけば、クラウドが助けにくると踏んでいたが、クラウドはライフストリームの中で助けにこなかった。
神羅にとってもティファ達は用済みになったため、処分されることとなった。何とかして脱出を試みるティファに、ひとりの女が立ちはだかる、それはスカーレットだった。
深紅に染まったドレスを身にまとい、ティファと『ビンタ合戦』が始まる。凄まじい戦いの末、飛空艇で助けに来た仲間達にティファは救助される。
廃人になったクラウド
ミディールで発見
強力な魔晄に長時間浸されたことで、クラウドは重度の魔晄中毒になってしまっていた。ティファはクラウドを心配し看病にあたることにした。
ライフストリームに落下
アルテマウェポンを撃退すると、地震で地割れが発生しクラウドとティファはライフストリームに落下してしまう。ライフストリームの中で、ティファは自分を探しているクラウドに会う。
そして一緒にクラウドの記憶をさかのぼり、クラウドはザックスのことや自分がソルジャーになれずに一般兵だったことなどを思いだしていき、本当のクラウドを取り戻す。
クラウド復活
仲間達に真実のクラウドを告げる
復活したクラウドは、自分が演じていたこれまでのクラウドが間違っていたことを仲間達につげた。そして弱い自分を素直に認めた。
セフィロス
北の大空洞
自分の弱さを認め、素直に仲間の協力を求めるようになったクラウドは強い精神力を持てるようになった。(ソルジャーと同格になり、リユニオンの影響を受けづらくなった)
そしてセフィロス本体がいる北の大空洞にいき、最下層で『ジェノバ・SYNTHESIS』を撃破すると、ついに最終局面のセフィロスとの闘いとなる。
セフィロスは、ライフストリームの中で古代種セトラの知恵と知識、そしてジェノバ細胞を完全にコントロールした化け物になっていた。しかし、本当の自分を取り戻したクラウドは強かった。セフィロスに勝ち目はなかった。
そしてエンディング
星に語りかける究極の白マテリア 『ホーリー』
セフィロスを倒したが、メテオの進行を止めることはできなかった。徐々に迫るメテオにミッドガルは今まさに崩れようとしていた。その時、忘らるる都でエアリスが発動したホーリーがメテオを包んだ。
一時的にメテオに押されはしたが、星に語りかける究極のホーリーが地中からライフストリームを呼びだしメテオを破壊するのであった。
星より生まれ星と語り星を開く、遠い昔に星にかえった古代種セトラ達の思いがひとつになり、そこには約束の地が広がっていた。エアリスの思いとともに・・・
・・・500年度、ミッドガルは新たな生命が芽吹く土地になっていた。
ナナキとその子供たちは、亡き父セトがしたことを継承し、この約束の地を守っていくこととなる。